OncoPrime (オンコプライム)で調べられること

OncoPrime(オンコプライム)は、がんに罹患した患者さんのがん細胞で生じているがん関連遺伝子の変異を解析する検査です。がんは、遺伝子の変化によって引き起こされる病気ですが、同じ臓器に発生しても、がん細胞の遺伝子に生じている遺伝子の変化は患者さんごとに異なります。また、ある遺伝子の変化によっては、抗がん薬の効果に影響をおよぼす事が分かっており、すでに日常臨床に応用されているものもあります。現在日常臨床で行われている遺伝子検査は特定の遺伝子で起こっている一部の変異しか調べることができませんが、OncoPrime(オンコプライム)では200を超えるがん関連遺伝子で起こっている遺伝子変異を一度に調べる事ができます。そしてOncoPrime(オンコプライム)で得られた遺伝子変異の結果から、あなたのがんの診断や治療に役立つ情報がないか最新の情報技術を用いて解析を行います。この検査で見つかる薬剤の中には、国内では未承認で臨床研究中の薬剤や保険適応外の薬剤が含まれます。

OncoPrime (オンコプライム)の対象となる患者さんについて

■対象となる方
(1) 原発不明がんまたは希少がん(※)と診断されている方、もしくは標準治療によって症状の改善が見られない方
(2) 京都大学医学部附属病院まで来院が可能な方

※希少がんとは、年間発生件数が人口10万人あたり6人未満のがんを指します。
ご自身のがんが希少がんに該当するか否か不明な方は、主治医の先生にご確認頂くか、下記お問合せ先までお電話下さい。
※希少がんでも胚細胞腫瘍のように有効な標準治療が確立されているがんは対象外となります。

本検査を受けることで
役立つこと

・ 原発不明がんの場合、本検査によってがんの発生臓器すなわち原発巣(肺、大腸、乳腺など)が推定されれば、推定された臓器のがんにもとづいて自由診療での治療が可能となります。
・ 希少がんや標準治療に不応となったがんの場合、あなたのがん細胞で起こっている遺伝子変異に対して効果が期待される治療薬の情報(臨床研究を含む)が得られる可能性があります。

検査の詳細は、京都大学医学部附属病院に直接お問い合わせください。
京都大学医学附属病院
がんクリニカルシーケンス検査問合せ窓口
電話 075-751-3110(受付時間 平日10:00~17:00)

具体的な検査の適応(検査を受けた方がよいか)や診療に関するものについては、
メールや電話では回答できませんので、地域連携室を通じてセカンドオピニオン外来を受診頂くか、
現在かかっておられる主治医の先生を通じて、お問い合わせください。